世界最長のまっすぐな鉄道路線

オーストラリアは雄大です。シドニーとパースを結ぶ大陸横断鉄道は,全長4,345kmあり,移動するのに3泊4日もかかります。この路線には,世界最長の478kmのまっすぐな区間があり,通過には11時間を要します。
479kmを迎える時に,車内アナウンスが「まもなく最初のカーブです」と流れ,乗客から「ブラボー」という声がかかるそうです。
列車には,運転のための特殊な装置が完備されています。名付けて「居眠り防止機」。原理は単純です。60秒おきにボタンを押さないと安全装置が働き,ブレーキがかかってしまうのです。取りとめもない話ですが,気に入っています。