使用済み乾電池を有効活用するランプ「RIP lamp」

新宿のコニカミノルタプラザで行われた「KONICA MINOLTA エコ&アート アワード2012」の作品を見てきました。

展示会は今日が最終日でした。
http://www.konicaminolta.jp/plaza/eco-art-award_2012/index.html

本アワードでは,アートの視点で環境活動(エコ)を促進するための芸術作品、製品デザイン、グラフィックデザインなどの作品が出展されました。

グランプリを受賞したのは,「RIP lamp」です。
使用済み乾電池を有効活用するランプで,作者は株式会社FREEing 竹澤葵氏。

使用済みの乾電池は,すべてエネルギーを使い終わったわけではなく,電圧が1.1から1.3Vに低下して,「使えるのに使えない」微妙な電力になっています。

RIP lampにこの使用済み電池を用いると,まだ点灯することができ,最終的には,残った電力はわずか0.5V程度です。

最後は,本当の寿命を迎え,徐々に明るさが低下し,明かりが消えるとともに安らかなねむりにつきます。

単1から単4までの電池が使用できます。
商品化されればいいと思います。

【本日の気づき】
桜など何分咲きという表現は風情があります。何割,何%咲きでは興醒めです。


↑使用済み乾電池を使い切ることが可能な「RIP lamp