『さよなら、オレンジ』

最近、読んだ小説で一番感動したのが、
『さよなら、オレンジ』です。

オーストラリアに移り住んだアフリカ移民の女性と
日本人女性の交友を通して、
言葉の通じない異国で生きる困難と希望を描く。

「私は生きるために、この異国にやってきた。
ここが今を生きる、自分のすべてなのだ。」

「×× にいけば、○○ が手に入る。」

「行動が先で結果はそのあとからついてくるものなのだと理解するには、
まず労働することを体に覚え込ませなければならなかった。」


さようなら、オレンジ (単行本)

さようなら、オレンジ (単行本)