地球観測センターの施設一般公開

昨日（7月2日），JAXA地球観測センターの施設一般公開（http://www.jaxa.jp/visit/hatoyama/index_j.html）に参加しました。（埼玉県比企郡鳩山町）

陸域観測技術衛星「だいち」は，目標寿命5年を超えて運用され、宇宙から地球を見守る目となり，いろいろな地球の姿をとらえ，2011年5月12日にその役目を終えました。

災害緊急観測を行うなど地球観測に関する多くの成果をあげてきました。毎日，DVD換算で150枚のデータを観測したそうです。今回，「だいち」の軌跡とそれを引き継ぐものが紹介されました。

衛星間通信を行うデータ中継技術衛星「こだま」のデータを受信する様子も見学しました。直径１３ｍのアンテナがゆっくり方向を変えていましたが，衛星の方は，秒速７ｋｍで移動しているとのことです。

「だいち5年間の軌跡と後継機」の講演に加え，｢宇宙飛行士選抜試験にチャレンジ！｣や「プラパンキーホルダー作り」など，大人も子どもも楽しめ，勉強できる催しでした。

今年の秋にも施設一般公開を予定しています。ぜひ，ご覧下さい。