重要文化財「吉田家住宅」

国指定重要文化財「吉田家住宅」に行ってきました。享保6年(1721年)に建築された県内最古の民家で,地元・埼玉県小川町にあります。

入母屋造りで茅葺き屋根を持つ大きな民家です。平成8年度から3ヵ年かけて,国庫補助事業として建物の全面解体修理工事がおこなわれました。

家に入ったとたんに涼しい風が通りぬけ,気持ちのいい時間を過ごしました。

間取りは「三間広間型」と呼ばれる,奥に2間の畳敷きの座敷,手前に広い板の間があります。座敷の上には2階が作られています。いろり,かまど,風呂場,馬やなどもあり,江戸時代の典型的な造りです。

茅葺き屋根の北側と南側では,様子が違います。南側は苔生しています。

入館料は無料で,時々,個展,音楽会,結婚式などが行われています。夏休み期間中は,宿泊体験もできます。

吉田家住宅HPは,
http://yoshidake.okoshi-yasu.net/