プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」

久し振りにプラネタリウムを見てきました。地元・小川町にある「小川げんきプラザ」
http://ogawagenki.com/ 
内に「プラネタリウム館」があり,土・日・休日には公開していると聞き足を運びました。

行った時の投影番組は,夏の星座解説と「銀河鉄道の夜」(プラネタリウム番組)でした。

天の川(ミルキーウェイ)を中心に夏の星座解説です。南の空に燃えるように輝くアンタレス(さそり座),天の川をすくうためのミルクディッパー,いて座,へびつかい座をたどった後は,七夕にまつわる織り姫(ベガ)と彦星(アルタイル)の物語。「夏の大三角形」も見つけました。

夏の星座の位置がわかった後に「銀河鉄道の夜」がはじまり,より面白さが倍増しました。宮沢賢治不朽の名作を,デジタルファインアーティストのKAGAYA氏が,原作を徹底考察し,プラネタリウムで鮮明に再現した番組です。

自分の視点が天空にあり,まるで銀河を旅しているかのような気分になることができました。最初から最後まで,繊細な映像と透明感あふれる音楽の美しさに魅了されっぱなしでした。何度でも見たい作品です。

可笑しかったのは,回りの小学生たちは,小川げんきプラザでの昆虫採集の活動後だったらしく,上映後には半分以上が爆睡していました。かわいらしかったです。プラネタリウム館のリクライニングシートは気持ちがいいものです。

銀河鉄道の夜」は,プラネタリウム番組としては異例の大ヒット作品で,2010年に総観覧者数100万人を突破したそうです。現在も全国のプラネタリウムで上映中(投影時間約40分)です。下記HPをご参照下さい。

プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」】HP
http://www.gingatetudounoyoru.com/allsky/index.html